「スイングは型ではなく身体から」──個別性に基づいた新しいゴルフ身体論が書籍化!
プロゴルファーをはじめ、上達を真剣に目指すアマチュアや指導者からも高い支持を受ける「PRIISM Golf」の代表であり、理学療法士としても活躍する髙田洋平さんが、これまで現場で培ってきた知見をもとに、ゴルフの常識を根本から問い直す一冊を刊行。
- 著者:髙田洋平(PRIISM GOLF代表/米国理学療法士)
- 仕様:A5判/272ページ
- 定価:3,080円(税込)
- 発売:2025年5月29日
- 発行:実業之日本社
本書のテーマとなっているのは、ゴルファーそれぞれの異なる身体特性を丁寧に理解し、その特性を最大限に活かしたスイングづくりを目指すという、従来のゴルフ理論とは異なる新しいアプローチになっていて、多くのスイング理論では、すべてのゴルファーに共通する「正解の型」が存在するかのように語られ、誰もが同じ体の使い方を目指すように指導されてきたのですが、実際には「骨格」「柔軟性」「筋力」「関節」の可動域など、体のつくりや動き方は人それぞれで、著者は、そこにゴルフ上達を阻む大きな落とし穴があると指摘しています。
著者は、長年にわたり医療現場の最先端で活躍し、個々の身体の違いを見極める「アセスメント(身体評価)」の重要性を実感してきており、本書では、股関節の可動域や肩甲骨の動き、筋肉の張力バランス、体幹の安定性、そして神経系による運動制御(モーターコントロール)まで、実に多角的な視点からゴルファーの身体を読み解いていきます。